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感覚研究コンソーシアム
第2回 感覚リテラシーシリーズ
感覚リテラシーシリーズ
聴覚II 「脳における聴覚情報処理の基本!」
講演者:名古屋大学 医学系研究科 久場 博司 教授
開催日時:2026年1月6日(火) 13:30~15:00
要旨
耳で受け取った音は電気信号となり、聴覚伝導路を脳幹・下丘・視床・聴覚野へと進む過程で、時間、強さ、周波数などの特徴が段階的に抽出・統合されます。聴覚伝導路の大きな特徴は、情報処理の時間精度が非常に高く、左右の耳からの情報が脳幹で統合される点です。このことにより音の方向を正確に判断することが可能になります。また、視床では必要な音だけを選び取る仕組み(ゲート機構)が働き、さらに他の感覚との統合や、音楽や声に対する情動反応を生む脳領域とも連携します。音が「聞こえる」だけでなく「感じられる」脳の働きについて考えます。
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